写真は、劉暁波氏と妻の劉霞さん(出所)ハフポスト/ロイター
チャイナの教師で文筆家、民主化活動家で、2010年ノーベル平和賞受賞者の劉暁波(Liu Xiaobo)氏が、2017年7月13日に逝去しました。中共の言論弾圧で投獄され、獄中で肺ガンとなり、国外治療も許されず、遼寧省瀋陽市の病院で息を引き取りました。享年61歳でした。六四天安門事件から28年、国内に留まり非暴力主義で中共と対峙し続けた気高い人生に、敬意を表したいと存じます。氏の死と墓所が民主・人権の象徴化することを恐れた当局は、家族に圧力をかけたのか、あっという間に15日に火葬がなされ、その日の内に遺灰が海に散骨されてしったとのことです。
それにもかかわらず、亡命せずに本国に留まり続け、2008年世界人権宣言60年の節目に「零八憲章」を公表し、次のように中共の一党独裁体制を批判しています。
いくら中共が死後も劉暁波氏を隠そうとしても、彼の訴えたことを覆い隠すことはできないと思います。なぜなら、彼の主張は普遍的な真実を突いており、それはチャイニーズにとっても同様だと思うからです。
我が国の外務省は、7月14日にノーベル平和賞受賞者・劉暁波氏の死去に際して、報道官談話を出しています。
参議院議員 赤池まさあき 日めくり
「活力ある日本へ!国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(全国比例区)です。歴史や政治に学ぶため、記念日等をまとめてみました。
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